2019年もいよいよ大晦日となりました。
この一年、生徒さんから頂くお言葉の中に「先生の気遣い」「気配り」というものがとても多かったです。
生徒さんが皆さんお優しいのは勿論ですが、あまりに多いので、自分でも驚いていたほどです。
料理や食というのは、相手の気持ちや場の状況、シチュエーションやマナー、コミュニケーションなど
推し図るべき物事がたくさんあります。
やるべきことは、先回りして用意しておく。
相手のその先の行動や状況を思い遣って、そうなる前にこちらから差し出す。
そうした思い遣りが特に必要なのが、食の場面だと感じます。
まだまだ未熟者の私が言うのもおかしいですが、相手の体調を気遣い(食は命を預かる行為です)、気持ちを思いやり、少しでも不快のないよう行動する。
これは、生徒さんに対して、常に心がけていることかもしれません。
すると自然と、スムーズなもてなしやマナーが成り立ちます。
すると相手の方にも、心地よく、美味しい時間をお過ごし頂けます。
以前も、料理上手は気配り上手という記事を書きましたが
『よく気がつけること』これこそ、本当の料理上手なのだと思います。
わたしもまだまだ、勉強が必要なことばかりですので
来年もスキルアップを怠らず、さらなるステップアップをしていきます。
お教室では、料理や座学のみならず、生徒さんの「女性力」もどんどんスキルアップしていくようなレッスンがしたい。
そんな風に思っています。
かしこまったマナーや礼儀作法も大事だけれど、それだけではなく
内側から滲むような品性、たおやかさ、美しさも身につけて頂けたら嬉しいです。
今年一年、いちゆり食育教室をご贔屓下さった皆様、ありがとうございました。
よいお年をお迎え下さい。