栄養と健康、そして美味しさ

初めて栄養成分表を手にしたのは11歳の時。

 

 

それから栄養学にのめり込み、栄養価計算はお手のもの。

 

 

ダイエットカウンセリングでも

 

 

クライアントさんの食事内容を見て、暗算で概算をしています。

 

 

100gあたりのエネルギー、蛋白量、脂質や脂肪酸の種類、

ビタミンミネラル、機能性成分、献立のバランス…

 

 

それが私の料理のベースとなっていることは、言うまでもありません。

 

 

栄養バランスを簡単に整える方法は

 

 

『色とりどり』を意識すること。

 

 

栄養素は、色で仲間分けができるという特徴があります。

 

 

昔の私は、赤、緑、黄、白、黒と、必ず揃えることを意識。

 

 

ですがそれも、すこーし、変化をしています。

 

 

 

以前の食卓 2017年

2017年 

2016年

2013年 当時は洋食にハマっていました。

ですが最近、特にこの1〜2年は

 

 

無理に色を揃えなくなったのです。

 

 

 

最近の食事

 

 

赤がありませんね。なぜなら春だから。

 

 

そう、季節に採れるもの以外、無理に色を揃えなくなったのです。

 

 

 

 

 

 

今では一年中、人参や大根やかぼちゃやほうれん草が並びますが

 

 

本来、食材には旬があり、その時期以外は食べれません。

 

 

現代栄養学では、バランスよく、満遍なく栄養素を摂る指導をしますが

 

 

そこに四季はありません。

 

 

栄養学は、科学。

 

 

もちろん現代科学の発展は素晴らしいと思います。が

 

 

人間の体も含め、自然界は、もっともっと壮大だと思っています。